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君と共依存

第2章 chapter1

健ちゃんは私の手を掴み、そして強い力でベッドの方へ引っ張っていき、私をベッドにまるで投げ込む様に転がした。
私を仰向けにして、白いシャツに黒いひざ丈のタイトスカートをはきその下にストッキングを身に付けた私の腰に、健ちゃんが跨り私を上から見下ろす。
彼と会うときは、決まってこの服装をしていった。
どうやら彼は、シャツを着てタイトスカートをはいた女のストッキングを破るのが性癖らしい。
彼は私のシャツのボタンに手をかけ、そして首筋を分厚い舌で舐め上げながら、ゆっくりとシャツのボタンを上から順にはずしていく。
そしてシャツの下から現れた白い下着ごしにほどほどにある私の胸をつかみ、感触を楽しむ様にゆっくり揉みしだきながら私の耳元で低い声で囁く。
「なぁ、直接触って欲しいか?」
「あっ…触って…っ…お願い…」
先程のエレベーターの前戯と乱暴なキスですっかり快感に火をつけられた私は、健ちゃんが馬乗りになっている腰を揺らしつつ、切なそうに強請る。
彼はわたしの背中に手を回し、慣れた手つきでブラのホックをはずし、その間に手をすべり込ませ直接両方のおっぱいの感触を味わっていた。
触れられた乳房から、健ちゃんの暖かい手の体温が伝わり心地よい。
彼はブラもシャツも体からはぎ取る事なく、ブラを上にずりあげ、そして私の右の乳首に噛みつく様にしゃぶりついた。
「あっ!!!!」
その甘い刺激に、思わず体がしなり、そして唇から嬌声が漏れる。
もう何度も体を重ねているにも関わらず、健ちゃんの愛撫は少し乱暴さが混じりながらも丁寧で、私の奥底の欲望に火をつける。
右の乳首を吸われ甘噛みされ、その周辺のおっぱいに彼のはやした無精ひげがチクリと刺激するのも、わたしの身体は快感と受け取ってしまう。
左のおっぱいは、激しく揉みしだかれ、時折まるで調整するかの様に乳首を指先で強く摘ままれた。
その度にビクンビクンと、激しく体が反応し、嬌声が止まらなくなる。
「あっ…あぁっ…気持ちいい健ちゃんっ…!もっとっ…!あぁぁっ…!」
そんな私の反応に気を良くしたのか、健ちゃんは乳首を食みながら私を見上げ、ニヤリと笑って言った。
「おねだりするなんて、可愛いじゃねぇか。もっと可愛がってやりてぇけど、俺が一回イってからな」
そう言って健ちゃんは、私のタイトスカートのファスナーをさげて、力強くそれを引きずり下ろした。



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