テキストサイズ

機動戦士ガンダム🎄☃戦場のメリークリスマス🎄☃

第7章 戦場のメリークリスマス

部下の兵士が困惑して状況を伝えてきた。
状況を確認するシャープの目にはアスナロを中心にして雪景色をクリスマス色に飾っているモビルスーツたちの姿が映った。
シャープは嬉しそうに高笑いをする。

「忘れていたよ、今日はクリスマスイブか・・やってくれるな、ガンダムもどきめ」

シャープは一時休戦を受け入れることにした。
こちらもモビルスーツを発進させてクリスマスの飾りつけを始める。

「素敵なご決断ですわ」
「戦いを忘れて聖なる夜を過ごすのも悪くない」

イリアはシャープに寄り添って身を任せた。

コメットが作業をしている人たちに差し入れの料理を運んできた。みんなが作ってくれたクリスマスツリーを見上げて微笑むコメットをカラテたちは嬉しそうに見た。

「よかった、久しぶりにコメットの笑顔が見れた」

コメットが笑顔を取り戻してくれただけでもクリスマスをやった価値は充分にある。

「いつまでも泣いてたらレオンさんだって悲しむもん。カラテを見習って強く生きることにしたの。こんな時代だからこそ笑顔を失わないでいたい・・なんて気持ちになれたのも、みんなが励ましてくれたおかげよ、本当にありがとう」

コメットは笑顔でみんなに頭を下げた。
いつもケンカばかりしているコメットに自分を見習うなんて言われて照れて笑いながらカラテは親指を立ててみせる。

「まあ、カラテの元気はノーテンキとも言うけどな」
と、すかさずミントにツッコまれてカラテは盛大にずっこける。

ミントを追いかけるカラテを見てみんなは楽しそうに笑う。

クリスマスをやって、みんな幸せそうである。
中には家族や恋人に想いを馳せて涙ぐむ人もいる。

「みんな本当に幸せそうじゃないか。これがモビルスーツの正しい使い方なのかも知れないな」

「ごもっともです」

ピルスマン司令官とブライアン大尉は嬉しそうにワインで乾杯した。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ