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妄りな昼下がり(仮)

第4章 雅人 時々 精神科医

雪は好きと言われたら聞かずにはいられない。

「私のどこが好きなんですか?」

と、雅人は困ったような表情を浮かべ言う。

「なんて言ったら良いか分からないけど、説明しろと言われても難しいんだよ。初めて会った時から強烈な何かを感じたんだ。見た目も好き、声も、あと俺の事全て肯定してくれるだろ、雪って。こんなオッさんをさ。」

雪は相変わらず卑怯だった、相手を肯定しておいて自分も絶対的に肯定されたかった。そして雪からは雅人の事を好きとは決して言わなかった。雪は自尊心が満たされたところで、
もう一度糸を引くようなグチャグチャなディープキスをして、雅人のペニスを弄る、いきり勃つペニスを酒臭い口で、ディープスロートする。喉の奥にコツコツと当たる感触で雪の陰部も潤う。咥えているだけで雪までイッてしまいそうだ。

「雪・・いきそうだよ。」

「イッていいよ、雅人さん。」

雅人は首を振ると大勢を変え、正常位で雪の中にペニスを挿入する。深い快感が雪を襲って揉みくちゃにする。酒の勢いも手伝って、自分では分からない程のけたたましい声が店内をこだました。
これ、雪が欲しかったのは、これ。涎を垂らしながら雪は叫んだ。

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