
妄りな昼下がり(仮)
第7章 混ぜたら危険。雪vs母
成が雪の母に殴りかかろうとしている、雪はそれを肌で感じて制した。
「お母さん、お母さんが、毎日違う男を連れ込んでやってたんじゃない。その1人の男に、私は犯されたんだよ。」
雪の涙が止まらない。
「いやいや、あんたが誘惑したんだろ?昔から誰にでもベタベタひっついてたもんね。それにね毎日違う男を連れ込んでたって人聞き悪くない?あんたが公立滑って、私立しか行けなかったから、金がいったんだよ。」
「家で売春してたんでしょ。」
雪は机の上に涙の粒が落としながら言った。
「あんた育てるんに、いっぱいいっぱいだったんだよ。私が悪いってんだったら、お前だって彼氏いるのに浮気しまくったんだろ?蛙の子は蛙って事だろ。」
話しの続きで、何故かマスターが割り込んでくる。
「山ちゃん駄目だよ、娘さん虐めたら、山ちゃんはね、大好きな人の事虐めちゃうんだよね。山ちゃんの大嫌いは大好きなんだよね、天邪鬼なんだから。ほら、娘さんも珈琲飲んで落ち着いて。当店のスペシャルブレンド。」
そう言って、ブレンドを雪と成と母の前に置いた。品の良いコーヒーカップは食器に詳しくない雪でも高価なものだとすぐに分かった。
こんな話し合いの最中に珈琲の味なんか、する訳ないと思ったが一口呑んでみたら、酸味と苦味が絶妙なバランスで、物凄く美味しい。普段ブラックばかり飲んでる成も、ぽつりと美味いと呟く。
雪の母は言う。
「私、お前育てるん、めっちゃ必死やったんやで。」
「お母さん、お母さんが、毎日違う男を連れ込んでやってたんじゃない。その1人の男に、私は犯されたんだよ。」
雪の涙が止まらない。
「いやいや、あんたが誘惑したんだろ?昔から誰にでもベタベタひっついてたもんね。それにね毎日違う男を連れ込んでたって人聞き悪くない?あんたが公立滑って、私立しか行けなかったから、金がいったんだよ。」
「家で売春してたんでしょ。」
雪は机の上に涙の粒が落としながら言った。
「あんた育てるんに、いっぱいいっぱいだったんだよ。私が悪いってんだったら、お前だって彼氏いるのに浮気しまくったんだろ?蛙の子は蛙って事だろ。」
話しの続きで、何故かマスターが割り込んでくる。
「山ちゃん駄目だよ、娘さん虐めたら、山ちゃんはね、大好きな人の事虐めちゃうんだよね。山ちゃんの大嫌いは大好きなんだよね、天邪鬼なんだから。ほら、娘さんも珈琲飲んで落ち着いて。当店のスペシャルブレンド。」
そう言って、ブレンドを雪と成と母の前に置いた。品の良いコーヒーカップは食器に詳しくない雪でも高価なものだとすぐに分かった。
こんな話し合いの最中に珈琲の味なんか、する訳ないと思ったが一口呑んでみたら、酸味と苦味が絶妙なバランスで、物凄く美味しい。普段ブラックばかり飲んでる成も、ぽつりと美味いと呟く。
雪の母は言う。
「私、お前育てるん、めっちゃ必死やったんやで。」
