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私は失恋エディター

第3章 西条みなみ先生

翌日
私はその小説家の方の家まで原稿を取りに行っていた。
その小説家の方の名前は西条みなみ先生。
私が大学の頃、ちょうど5年前にデビュー作『一瞬の夏』で華々しく小説家デビュー。
その後も鮮やかな色調で季節を描く作品が人気を博し、今、売れっ子の小説家だ。

西条先生の仕事場だと言うマンションの呼び鈴を押す。

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