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私は失恋エディター

第3章 西条みなみ先生

「はーい♪」

明るい女性の声がしてパッとドアが開く。
そこに立っていたのはエプロンをした茶髪のポニーテールの目の大きな女性。
年齢は私とそう変わらない。
多分、20代の中頃から後半ぐらい。

「水沢さんですよね?『ホーラ』の。光木さんから聞いています。」

そう言って原稿を私に渡してくれた。
慌てて受け取りそのまま帰ろうかとした時、
「ああ、そうだ。」と西条先生が私に聞いてきた。

「水沢さん、時間ある?」

「え?あ、はい。あとは帰ってこれをアップするだけなので特には…」

「だったら付き合ってくれない?」

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