🌹密会🌹
第11章 🌹March🌹(終章)-2
「ご、ごめんなさい。今、洗い流しますので、お部屋の方で待っていてもらえませんか?」
手際の悪い自分に痺れを切らして入ってきただろう彼に美月は必死にお願いする。
「...全然洗えていないじゃないか。貸せ。」
美月の身体を凝視していた日比谷教頭はそう吐き捨てると、彼女の手からボディタオルを引ったくり、泡を立てていく。
「あの...ホテルで洗いましたから」
美月の言葉を無視して、日比谷教頭はバスルームチェアに腰掛けた彼女の前方に回り込むと、泡立ったボディタオルで彼女の身体を肩、首、胸、両腕、脇、腹、両足の順番で隈なく洗っていく。
「立て。」
高圧的な口調で指示する彼の言葉は、まるで競走馬に振る乗馬鞭のようだった。
美月は震えながらも立ち上がると、彼に背を向ける。
背中、尻、ふくらぎ、足の付け根、裏までをも洗われると、向かい合わせになるように椅子に腰をかけろと指示を出す。
「足を限界まで開け。」
美月は彼の言われた通りに、両脚を開くしかなかった。彼はボディスープを手に塗りたくると、外側から恥丘、大陰唇、小陰唇へとなぞっていく。
「ンッ...アァ...んっ」
彼の指先が膣口へと移動する。洗浄という割には、執拗に指を抜き差しされて美月の敏感な身体は簡単に反応を示していった。
「2本目もすんなり入るな。そんなに楽しかったか?美月」
彼は美月の耳元でそう囁くと、指の本数を増やしながら、グチャグチャと卑猥な音を立てて彼女の膣の中へと侵入していく。