🌹密会🌹
第11章 🌹March🌹(終章)-2
「私の陰茎を舐めて勃たせろ。お前なら出来るだろう?」
日比谷教頭は座り心地の良さそうなオフィスチェアに深く腰をかけているだけだったが、彼の尊大な態度と絶対零度の口調に、今の美月には何処かの王国の玉座に座っでいるのではないだろうかという錯覚を覚えた。
「....分かりました。」
しぶしぶ美月は承諾したわけだが、実際彼女にはフェラの経験が無かった。
単純に苦手だった。それに普段の日比谷教頭は、彼女にオーラルセックスを強要する事はまず無かった。昨日の相手とも過去に付き合った男性ともそういった事は無い。つまり、初めてのフェラオチなのだ。
ボクサーパンツをずらし、性器のみを露出させた日比谷教頭の足元に、美月はバスタオルを脱いでしゃがみ込む。
彼女は恐る恐る彼のペニスに手を触れると、舌を這わせていった。
長さと太さのある彼の男根を美月はペロペロキャンディーのように舐めた。
...やり方が分からない...。
そう美月は不安を感じながらも鈴口や笹を重点的に舐め上げた。心なしか彼のペニスが大きくなった気がした美月は、パクッと口一杯に吠え込むと、上下に出し入れしていく。
く、苦しい...。
で、でも、吐き出すわけにはいかないし...。
彼の肉棒全てを口に含んだ事で、美月は息苦しさを感じていた。そのうち舌や顎も疲れ、口内も上手く唾液が出なくなってきていたが、ここで奉仕を止めるわけにはいかなかった。
若干涙目になりながら、懸命に彼のペニスを吠え込んでいた。
「ッ!!!!」
苦悶の表情を浮かべた日比谷教頭が声にならない呻き声を上げる。誤って美月の歯が彼のペニスに当たってしまったのだった。