
エッチな女子高生は年上がお好き
第6章 報告
「おじさんだったら誰でもいいってわけじゃなくて?」
「違うよ!音楽の趣味もよくて、顔もかっこいいし、酔っ払ったら可愛いし、今のところ完璧じゃない?」
「でも、36歳で独身なのはワケアリだよね?それか既婚者だったり?」
チカがニタニタと嫌な笑い方をしている。
「ほんとやめて、、心が持たない。いまはいいところだけ考えるの、この際失敗してもいいよ、一目惚れだし」
これは正直な気持ちで、本当にうまくいくとも思わないし、傷つくような結果になったとしてもいいような気がしていた。
でも、直感的に花木さんが傷付けるような人には見えなくて、そうあって欲しいから信じられるだけかもしれないけど、女の直感は当たる。と信じている。
「まあ、でもそんなもんよね。ハルが幸せだったらなんでもいいんだよ」
「そういうのソワソワするからやめなよ」
私は真面目な顔をして嬉しいことを言ってくれるチカから目を逸らして、冷たくあしらったりしてしまう。
「素直じゃないなあ。可愛くないよ!花木さんに嫌われちゃえよ〜」
