
エッチな女子高生は年上がお好き
第6章 報告
「縁起でもないからやめてよ〜!あーーもう、今すぐ花木さんに会いたいな〜学校とかいらね〜」
「次いつ会うの?決まった?」
「決まってない。そんなすぐ決まるわけないじゃん」
「バカだなあ。決まるの!決まるじゃなくて、あなたが決めるものでしょ!誘いなよ」
チカが顎で携帯を指す。ほら、いま連絡しちゃえよ、とでも言いたそうな目で。
「ねーー理由がないじゃん」
「会いたいんでしょ」
「キモいよそれは」
「ハル。あなたは美人で、センスよくて、スタイル良くて、まつ毛が5メートルくらいあって、ちょっとエロくて、最高の女なんだから、普段から会社で働いて疲れてるおじさんが落ちないわけないじゃん」
チカが綺麗な白い手を肩に置いて、その心地よい現実味のある重みを噛み締める。
「てか、当たってくだけろ。これでキモいと思う男、可愛い〜とか散々言っておいてただのゴミだよ。てことで、誘っちゃえ」
やり手のチカのアドバイスは、いつも的確だけど、かなり大胆で私には難易度が高い。
「なんで誘えばいいの、、」
「フツーにさ、今週いつ会いてますか?ご飯行きましょでよくない?」
恐るべしやり手の女。
