
エッチな女子高生は年上がお好き
第7章 お家にお泊まり!?
「迷惑じゃないよ。俺が大人なんだから、もっとしっかりするべきだった。ごめんね」
20歳そこそこの女の子に無理させて、謝らせて、情けない。
「花木さんは悪くない。…手、ちょーだい」
ハルさんが俺の手を掴む。
「でもやっぱり花木さんが悪い。こうやって、前も手繋いできたし」
酔っ払っていた時のことを引き合いに出されると、何も言えなくなる。でも、ハルさんは恋人繋ぎじゃなくて、手のひらを合わせるような、普通の繋ぎ方をしてきてかわいい。
小さな子供と手を繋いでるみたいで。
「嫌だったらやめようか?」
冗談っぽく手を離そうとすると、ハルさんはぎゅっと力を入れる。
「…やじゃないから、困ってるんじゃん」
顔を赤くしながらボソッと呟くハルさん、ちょっと口を尖らせて、俺の顔を見ることもできなくなって、少しオロオロしていてかわいい。
