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鼻血

第2章 全力性少年

幼い頃からきっとボクは全力で性少年だった。

いつも女子のことばかりで頭がいっぱいだった。
それも、裸やパンチラのことばかり。
本当にしょうがないエロガキである。

当時はコンプライアンスなんてものはなかったから、エロ本なんて道端や空き地によく落ちているから簡単にゲットできた。

ゲットするのは簡単だけど、隠し場所には苦労した。
家になんて持って帰れば、個室もないから見つかって怒られるに決まっている。

子供の頃は、空き家とか廃工場とか廃屋がワリとよくあったので、そういう所を勝手に秘密基地にして遊んでいた。
だから、拾ったエロ本は秘密基地に隠しておくことが多かった。

本当に幼い頃は秘密基地で友達と一緒にエロ本を見て喜んでいたのだが、小4ぐらいになると異変が起きた。
エロ本を見ていると、おちんちんが硬くなって痛いのだ。

最初は自分だけが異常なのかと思っていたが、友達も同じ現象が起きているみたいで、エロ本を見るとチンコが痛いと屈んで苦しんでいた。

孫悟空が悪いことをすると頭の輪が締めつけて苦しむように、女子の裸を見て喜んでいるような悪いヤツにも罰が与えられているのかとも思った。

それが勃起という現象だとは知る由もなかった。

おちんちんが硬くなってからは、友達とは一緒にエロ本を見たくはなくなった。

だから、誰も知らない自分だけの隠れ家を見つけてエロ本を隠していた。

そして、小5の夏にボクは、それがオナニーや射精だとは知らずにオナニーを覚えてしまった。

こんな性獣がいるというのに、水泳の授業の着替えは教室で男女一緒に行われた。
隣の席の女子の脱ぎたての白いパンティを見てしまって、おちんちんは今までにないぐらいに硬くなってボクを苦しめた。
少しシミが付いたその白いパンティは今でも鮮明にボクの脳裏に残っている。

その日はもう一日中おちんちんがギンギンになって治まらなかった。水泳の時間に見つからなくてよかったと思ったが、女子の中にはボクの股間に注目してニヤニヤしてた人もいるので、気づかれていたのかなぁ。
ボクに脱ぎたてのパンティが見えるようにして、おちんちんをこんなにしちゃった張本人の隣の席の女子も股間を見てニヤニヤしてたから、もしかしてワザと見せてくれたのかな。

家に帰ってもギンギンに硬くなったおちんちんは治らないし、硬過ぎて歩くのも痛い。



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