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ほしとたいようの診察室

第5章 プリンを作ろう

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翌日、薬を飲まなかったのもあって、吐き気も腹痛もなかった。

今日から、また飲めばいいよね。

そう思っていたけれど、あの吐き気が怖くて、薬を飲むことができずに、日々が過ぎていく。



この時点で、大海先生に相談するべきだった。



しかし、明日こそは……と思えば思うほど、診察室へ行くことはなく、次の診察日が迫ってきていた。



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