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ほしとたいようの診察室

第5章 プリンを作ろう




「おはよう、のんちゃん。点滴入れるからちょっとチクッとするよ。寝てる間に針入れといたらよかったねぇ。」




と、腕に針を刺したのは、大海先生。





「…いて……」



絶対わざとだ、起きたら入れようと思っていたんだと思う。だって……なんか……



「さて、なんでこうなったか、説明してもらおうかなぁ」




大海先生は言いながら点滴を落とすと、「よいしょっと」

ベッドのそばの椅子に腰掛けた。






……なんというかいつもより……とても……不穏な空気。




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