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ほしとたいようの診察室

第5章 プリンを作ろう


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side:のぞみ



午後の診察は、嫌でもやってくる。

「はい、お待たせ。のんちゃん」

全然待っていない。
憂鬱な気持ちを隠せずにいる。




大海先生の後に入ってきたのは。

「叶恵さん……!」

「久しぶり、のんちゃん。大変だったね」





診察の補助で来てくれたのは、叶恵さんだった。



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