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ほしとたいようの診察室

第8章 入院生活は続く



入院して5日が過ぎようとしている。



相変わらず、陽太先生には白衣を汚してしまったことを謝れていない。
誰か先生に取り継いでもらえれば会えることはわかっていたけれど、なかなかその勇気も出なくて……何も言えずにいた。





枕元に現れた大海先生を、陽太先生だと思ってしまうくらいには、陽太先生が病室に現れることを期待してしまっている自分に嫌気がさしている。




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