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ほしとたいようの診察室

第9章 ひとときの外出



「やっぱ、変な味だった?!」



方向違いの心配する陽太先生に、笑いが込み上げる。

それでも心配してくれていることがおもしろくて、笑いながらむせる。



「そんなこと……ゲホッ、ないです、大丈夫ゲホッ」


「喋んなくていいから出し切っちゃいな」


「ゲホッ」



とんとんと忙しなく背中をさすりながら、飲み物をわたしの方に引き寄せる。


また医師の顔をした陽太先生がそこにいて。
水を一口飲むと、ようやく声が出た。



「はぁ、もう大丈夫です。……食べましょう!」







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