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ほしとたいようの診察室

第10章 陽はまた昇る




「治療は最期まで続くよ。薬や手術だけが光くんに寄り添うことじゃないから」


言葉は、なんの慰めにもならないだろう。

誰に慰められたって、苦しさがなくならないことは痛いほどよくわかる。

わかるつもりだ、俺も同じような状況を体験しながら小児科医をしてきたから。





元基先生を、医局に残してあとにした。


少し、心の整理をさせてあげたかった。




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