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ほしとたいようの診察室

第10章 陽はまた昇る



光くんの小さな声が、病室にくっきりと響いた。





「ぼく……でも、怖くない。……先に天国で、パパとママをゆっくり待ってるんだ」




……たった7歳の、遺書をきいたようだった。



しかし光くんは、訪れようとする最期を諦めているような雰囲気ではなかった。
明日、楽しいことがある。

そんな雰囲気で言葉を発した。




悲しくないわけではない。しかし、その声には寂しさも悲しさも含まれないような、柔らかく芯のある声だった。




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