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ほしとたいようの診察室

第10章 陽はまた昇る



陽太先生の厚い胸に、突き立てた拳はなんの衝撃も与えなかったと思う。ただ、思っていることがまとまらずに、手が出た。



怒りと悲しみと、悔しさと……

それから目の前に陽太先生がいる、安堵と。



ずっと、心配だった。



ここ1週間、そして、陽太先生を取り囲む状況を耳にしてからは居ても立っても居られなかった。どうしても、どうなっても会いに行かなきゃと思ったのだった。



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