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アイスビレッジ

第1章               


凍てつく 森の中 だけど 光に 満ち あふれてい る
今にも 氷を 溶かしていきそ う

あの 黒い 羽根の蝶は  じ・・・っとしている
1度 飛んでみたら 良いの に

チャンスだけを 待っているんだ ね
怯えるほど そんなに 過酷じゃないんだ よ・・・?



蝶にとっては 鏡の中に 立っていて 

氷山 なのに  まるで 廻り を 映され・・・た
鏡の 様だ な

何かに 怯え 場違いの様 だ



凍てつく 森の 中 黒い蝶と 光は 同じ場所に いるの に
見ている景色は まるで 違・・・う

・・・あと すこし

届いた 光が 優しく 蝶に ふれ る
初めまして だね・・・?

凍てつく森じゃ 寒いから 外に 連れ出してあげ る



蝶にとっては 鏡の中に 立っていて 

氷山 なのに  まるで 廻り を 映され・・・た
鏡の 様だ な

何かに 怯え 場違いの様 だ



嗚呼・・・だれかい て



・・・ ずっと うろうろして る
一人 で さ迷っているの ね

どの 道なの か  まだ 掴めて も いないん だ

道が 分かる 瞬間が いずれ  来る から



これから 一緒に いれるんだ ね
・・・ごめんね 外には 行けないから ここで お別れな の


ここまで 運んできてくれて ・・・ありがとう
少し 羽根は 傷ついちゃったけど まだ 飛べるか ら



白樺の 木の 先へ 行ったな・・・ら
何かを 悟ってくれているんだと 光は 想っ・・・た



蝶にとっては 奇跡のような 事が 起こったん だ 
その奇跡を 起こしてくれたのだから

無理を 言っちゃ ・・・いけな い 
歩む道が 違うか ら



空は 青かった 黒い羽根の 蝶は
光のことを ・・・きっと わすれな い

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