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戦場のミハイル

第3章 【インターミッション】〜なかがき〜

【影響された世界について】


企画案、当初のアイデアのひとつは

「ガンタンク戦記物」

でした


でも実際に書き出して、頭にイメージしていたものは違っていて


「プライベート・ライアン」や「ブラックホーク・ダウン」といった戦争映画のイメージでした


戦車が周りに歩兵を引き連れて移動していくイメージ


そこに「プラトーン」「カジュアリティーズ」「ランボー」なども加わっていたと思います


ですが、もともと戦記物小説を読んだ事も無いし、軍事的な知識も無いので、実際はかなりファンタジーな内容になってしまいました


でも、かえってそのほうが気楽に取り組めて良かったように思います



【ネーミング】

当初から主人公の名前を「ミッヒ」という愛称で考えていました

マイケルのドイツ読みミヒャエルの愛称です


でも前作でたいがいドイツ風なネーミングを使ったので新鮮味に欠けまして


ドイツ語風はやめてロシア語風になりました


現実のウクライナ紛争の前から企画があったのでロシア語風のネーミングには当初違和感は無かったのてすが

企画を進めていくうちにウクライナ紛争が始まりウクライナ側ではなくロシア側のネーミングを多様するのはマズいのかな?と途中で抵抗は感じました


が、あくまで世界観は空想の未来世界
そこは比較的情報が揃いやすいロシア語風のネーミングのまま修正はしませんでした


というわけで主人公はマイケルのロシア読みミハイルになったわけです


調べてみるとロシアではあまりフルネームで相手を呼ぶことが無いらしく、逆に男女で姓ファミリーネームの呼び方が変化したり、
親密度によってニックネームがいくつかある、ということがわかりました


ですので最初このお話しを読んでくれた方は名前の表記に違和感があったであろうと推測されます


書き出しではミハイルと呼んでいるのに、会話ではミーシャと呼ばれていますから


それが各キャラクターにすべて書き出し名前と会話の呼び名があるので当惑されたと思います


ちなみにこのニックネーム、ロシアでは親密度によって変化していくらしく


アナスタシア<ナスチャ<ナスチェンカ

と関係性によって呼び名が変わるそうです!


今後、キャラクターが増えていくとタイヘンな事になりそうで不安です……


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