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シャイニーストッキング

第11章 絡まるストッキング10     連休最後の2日間…

 34 美冴と健太(16)

 つまりは…

 疑心暗鬼な疑惑…

 逆に、わたしが健太だったならば、そう思うに違いないと思うから。

 そして、それならば、このわたしの突然のこの激しさの説明が合致する気がすると…

 だが健太は、わたしの『黒い女』時代の時期と理由を知っている訳で…

 しかし辻褄が合わなくて、疑心暗鬼の迷宮に落ちつつあり…
 考えれば考えるほどに、とりとめが無くなっているような感じの顔を、いや、目をしてきていた。

 少しかわいそうな気がしないでもないが…

 さすがに今夜のわたしの激しさの理由が、ゆかりさんとのレズビアンの快感を払拭させる意味だとは万が一にも言える訳もないし…
 
 それに健太自身も、この11日から13日までの間に、一応親戚廻りとは云ってはいたのだが…
 どうせ、わたしに云われた通りに今までの女関係の清算的な事をしてきたに違いなく。

 それはつまり、もしかして、その元彼女らとシてきたかも、いや、最後の別れのセックスをしてきた筈であり…

 それは、さっきの健太の射精による量を確認したから一目瞭然ではあったのだが…

 なんか、かわいそうな気がしてきたから…

「うふふ…」

「あ…」

 わたしはその穿いたままのストッキング脚で…
 その絡めていたストッキング脚をスッと伸ばしていき…
 健太ののチンポに触れていく。

 かわそうだから、その疑心暗鬼な不惑な想いを消してあげようかな…


「うふふ…」

 わたしはそう笑いながら…

「あっ、うっ…」

 健太の目を見つめ、そして、ストッキング脚でチンポを擦り…
 刺激していく。


「あ、また、元気になってきたわ…」

 たっぷりと愛してあげるわ…

 健太が大好きだから…

 そんな不安を忘れさせてあげるわ…




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