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　135　美しい愛しい彼女

　奥から、さっき射精した残りの精液がせり上がってくるのを感じていた…

　ああっ、ヤバい…

　また、イキそうだぁ…

「あうっ、み、美冴さんっ、も、もおっ…」
　俺はそう小さく叫び、全身を強張らせ、痙攣の如くに震えて射精をする。

「あっ、あうっ、イクっ、っくうっ…」
　そして美冴さんの口の中に放出した。

「あうっ、ああっ、あぁぁぁ…」
　激しい射精感の快感が全身を走り抜けていき、ガクッと力が抜け落ちていく。

「あぁぁぁ…」
　そして美冴さんは小悪魔の笑みを浮かべながら、俺の顔を覗いてくる。

「はぁぁ…」
　俺は吐息を漏らしてしまう。

「ふふ、さすがにそんなには出なかったわねぇ…」
　ティッシュペーパーに戻しながら、そう呟いてきたのだ。

「あぁ、は、はい…」
　それはそうである、さっき出したばかりなのだ、そう沢山は出ない。

「うふ、かわいい…」
　ぐったりとしている俺の顔を見ながら、そう囁いてきたのだ。

　あ…、め、女神だ…

　そうなのだ、美冴さんは女神に戻り、囁きながら、微笑みを浮かべてきたのである。

　女神…

　天使…

　女豹…

　小悪魔…

　綺麗なお姉さん…
　
　要は美しい女性の形容詞の全てが当てはまるのだ。

　褒め過ぎなんかじゃない…

　事実なんだ…

　そして、そんな美冴さんは今、こうして俺を気持ち良く感じさせてくれ、微笑み掛けてくれながら、俺の腕に寄り掛かってきている。
　
　こんな美冴さんが俺の彼女なんだ…

　ワクワクが、ザワザワが、ドキドキが、心のときめき、昂ぶりが止まらない。

　この美しい女性が俺の愛しい彼女なんだ…
　俺はそう想いながら、美冴さんを抱き締めていくのである。


　ああ、みさえさん…

　愛してます…

　大好きです…


　幸せいっぱいな想いに包まれていた…