母さんが彼女になるまで…
第1章 僕の母さん
僕が母さんを意識し始めたのは高校1年のとき。
それまでの母さんは、本当に母さんだった。
気付いたらいつもそばにて、口うるさいけど、優しい、どこにでもいる母さんだった。
そのはずだった。
けど、初めての面談で母さんが学校にやってきた日だった。
別にその日は何もなかった。
ちょっとした事件があったのは、その次の日だった。
高校に入ってから出来た友達が、変なことを言ってきた。
「昨日学校に来てた女の人って、もしかしてゆうのお母さん?」
もちろん母と答えた。
それからは質問攻めが待っていた。
それは、ある意味健全な男子高校生のものだった。
「あの巨乳は何カップ?」
「ゆうは毎日見てるのか?」
「モデルとか、やってた人?」
当然、知らないこともあるし、言いたくないこともあったからほとんど答えなかった。
ただ、一番印象に残ったのはある友達の一言だった。
「ゆうのお母さんだったら、俺は付き合えるな。」
確か4、5人いた友達も、みんなその言葉に同意していた。
その日から、僕が母さんを見る目は少しずつ変わっていった。
それまでの母さんは、本当に母さんだった。
気付いたらいつもそばにて、口うるさいけど、優しい、どこにでもいる母さんだった。
そのはずだった。
けど、初めての面談で母さんが学校にやってきた日だった。
別にその日は何もなかった。
ちょっとした事件があったのは、その次の日だった。
高校に入ってから出来た友達が、変なことを言ってきた。
「昨日学校に来てた女の人って、もしかしてゆうのお母さん?」
もちろん母と答えた。
それからは質問攻めが待っていた。
それは、ある意味健全な男子高校生のものだった。
「あの巨乳は何カップ?」
「ゆうは毎日見てるのか?」
「モデルとか、やってた人?」
当然、知らないこともあるし、言いたくないこともあったからほとんど答えなかった。
ただ、一番印象に残ったのはある友達の一言だった。
「ゆうのお母さんだったら、俺は付き合えるな。」
確か4、5人いた友達も、みんなその言葉に同意していた。
その日から、僕が母さんを見る目は少しずつ変わっていった。