テキストサイズ

母さんが彼女になるまで…

第1章 僕の母さん

「いってらっしゃい!あっ、忘れものない?」

「大丈夫、じゃあ、いってきます。」

「はい、頑張ってね!」

友達の会話を聞いてから、僕の意識が変わった。

(確かに胸はおっきい…。)

今までは当たり前と思っていたが、すれ違う女の人、学校の女子、その他、目に留まる女の人と比較してもなかなかあの大きさはいない。

(あれって何カップあるんだろう?)

友達の質問に答えられなかったけど、そもそも母親のスリーサイズなんて知るはずもない。

知る必要どころか、意識だってしていない。

(だって、母さんだよ。そんなのおかしいよ…。)

ただ、暑くなるにつれて母さんの胸がさらに大きく感じる。

「いってらっしゃい!」

(いや、いってらっしゃいって…。)

白いシャツの間から、白いブラとその谷間が見えている。

こんなことは今までずっとあったはずだけど、今は気になって仕方がない。

「ん?どうしたの?」

「あっ、ううん、なんでもないよ。じゃあ、いってきます!」

「はぁい!」

歩きながら考えた。

(意識するから気になる。もう忘れよう。だって、あれは母さんだ。母さんのおっぱいであって、女の人のおっばいじゃない。)

ただ、夏の暑さはそんなことにはお構いなし。

気温とともに、母さんの露出は、日に日に高まっていく。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ