夢魔
第1章 娼館の少女
男は早々に達して少女に大量の精を放つが、続けてまたミーシャを犯し始める。
仰向けにベッドに寝かせたミーシャの乳首にむしゃぶりつき、蜜壷に溜まる精液を指で掻き出した。
「うっ…ん」
「よしよし、またすぐに入れてやるからな」
男は少女の、食いちぎらんばかりの締め付けを思い出し、再び滾らせた。
そうしてから割れ目に亀頭を擦り付け、中へ捩じ込むと勢いよく陰茎を奥に進ませる。
「はあ…ハァ、ハァッ」
少女に覆いかぶさり小さな身体を抱き締めて、ズボズボ突き上げた。
始めは冷静そうに見えた男の様子はすっかりと変わっていた。
「ハアッ、ヒイッ…ハアッッ…」
目は血走り、汗で体を濡らし、なにかに憑かれたかのように激しく腰を振っている。
竿が往復する速さを緩めない。
「はぁあっ! 旦那様ッぁうぅん!! ぁあッあぁっ!」
二回、三回と中出しをされ、粘度のある精液が腟内でぐぷっ、ぐぷっとくぐもった音を立てる。 陰茎で掻き出されてはシーツや床を汚していった。 こぼれてはまた押し込まれ、その繰り返しは少女には永遠にも思えた。
「ハッ…ヒ…ヒッ、ヒヒッ」
男は奇妙な笑い声を浮かべたままニヤついて腰を打ち付けていた。
今は下半身を持ち上げられた体勢で体を揺らしている。 一突きごとに、ミーシャの後頭部が前後に動いてシーツが乱れる。
心の内側の声がミーシャの中で叫んでいた。
もうすぐ覚めるというこの瞬間が、彼女にとっては闇にも近い絶望の時だった。
────やめて、もう許して
「あアッ、っぁ!っああッ!」
────ちゃん、お願い
「……にいちゃっ……ん、何でッ!」
「おおおおおッ!!! また出るぞっ」
男が雄叫びをあげる。
ぐうっと体積を増した恐ろしい程の熱の塊を、力任せにミーシャにねじ込み、その最奥をえぐる。
少女の薄い腹はぼこんと膨れ、再び受け止められない男の精が子宮に注がれた。
「お兄ちゃん!!!!!!!!!!」