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夢魔

第1章 娼館の少女


少女は震えすすり泣き始めた。
ところが悲愴な様相を示しておきながらも、彼女の中は男に悦びを伝えていた。
熱の鉄を呑み込んだ狭い蜜壷はビクンビクンと轟き、肉襞をうねらせ歓迎する。

「うっ、あ。 子供にでもシゴかれてるようだ」

呻いた男は一旦腰を引き、早々に漏れそうになるのをこらえた。 勿体無い、そんな気持ちが男の頭を掠めたからだった。

ミーシャの両脚から、男の片手ですっぽりと収まりそうな小ぶりな尻がガクガク慄いていた。
男は崩れそうな少女を後ろ抱きにし、ミーシャの両膝の裏に腕を入れて軽々と抱え上げる。
大人が子供に用を足させるかの様な体位で男が動きを再開した。

「あ、あううっ!」

ミーシャの苦しげな声が室に響く。
だが膣奥から入り口へと、速く規則的な扇動を繰り返す反応で、男は彼女が絶頂に達しているのが分かり驚いた。

(なんと早熟な。 いや、大人でもここまでの女は出会った事がない)

「っく、生意気な小娘だ」

もっと早い時分から体を開発されているのか。 いくら性技に優れていようと枯れた対応を返される。 そんな女よりも余程、男はミーシャに興奮を覚えた。

「悪い子はこうやってお仕置だ。 そら、どうだ」

「んあっ…」

男は貫いたまま味わうために上下にミーシャの体を小刻みに揺さぶった。

ズンッゾブブ…ズッブッ

それから彼女の膝を深く抱き込み直して離す。
すると後は少女の自重で陰茎が蜜壷へと埋没していく。

ずずっ、ずぅ、ずっ、すずぅ
っずっ、ずずぅ、ずずずっ…

結合部分から粘質状の水音が漏れ、その度に彼女が首を激しく横に振って啼いた。
幼いミーシャの口から、独り立ちするかのようにあられも無い嬌声が迸る。

「あぁっ、旦那様ッ……駄目です! ンはぁっ!!ミーシャはまた、いってしまいます…っ!」

「うあ、たまらんッ。 いい、いいぞ」

未成熟なミーシャの膣では受け止めきれない男根だった。
しかし男は締め上げ、うねり続ける蜜壷の感覚に我を忘れた。
埋まるところまで埋め、容赦無くミーシャの行き止まりを突き上げた。

「はうっ、あぁあっ…んああッ!」

猛る杭を荒々しく打ち込まれ、少女は痛みに気を失いそうになりあらがった。
一方、それさえも快楽として相手を貪ろうとする。

せめぎ合う両者に苛まれ、ミーシャの気が狂いそうになった。

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