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姫と騎士

第2章 華音の正体

見回り中

「加賀美さん!お疲れ様です!」
「ああ。儲かってるか?」
「加賀美さん達のおかげです」
「今後も頑張ってくれ」
「ありがとうございます!」

何の問題もなく見回りを終えようとした時

「あっれぇ?可愛い可愛い組長さんじゃないですかぁ」
「お前は根岸組の木村…」
「俺の名前知っててくれたんですねぇ。モテ期かもw」
「…なんの用だ」
「そりゃあもちろん…」

その時周りに大柄な男達が5人ほど集まった

「これはこれは…w」
「お前ら、可愛がってやれw」

それと同時に男達が襲い掛かってきた

「甘いんだよwはぁっ!」

私は一瞬で男達を戦闘不能にした

「っっ…このアマぁっ!」

パンッ

焦りを感じた銃弾が飛んでくるのが見えた

「それ、わざと避けさせてる?」
「何で当たらねぇんだよ!」

チャカを抜いたってことは反撃されてもいい合図だ
私はそいつにスタンガンを押し当てた

「⸺っっ!」
「ふぅ…」

私は下の者にそいつらを廃工場に連れて行くように指示した

「島田。分かってるな?」
「ええ。たっぷり苦しんでもらいますw」
「っ俺を!俺を殺したらどうなるか分かってるのか!?こ、抗争にな」
「はいはい、じゃあどの指がいい?今日のラッキーナンバーは13だったから13本切るね〜」
「ひっ…ぎゃあぁぁぁっ!!」

島田は占いの結果によって相手への制裁を決めるという狂人
今日はラッキーナンバーの本数指を詰めるみたいだ
しばらくしてから右手、左足の指全部と左手3本無くなった木村が弱々しい声で助けを求めてきた

「た、助け…」
「じゃあこれからナイフで削ぎ落とすねーw」
「やめ…うわぁぁっ」
「あと任せるわ」
「かしこまりました」

私は家に戻った
家に戻ったら悠馬が待っていた

「お疲れ様でした」
「ありがとう。もう家だから楽にしていいよ」
「ふぅ…ホント華音は事務所行くと怖いよねー」
「舐められたら終わりだからねー」
「今日も襲われたんでしょ?心配したんだから」
「ごめんごめん〜。んで、今日のご飯何?」
「今日はハンバーグだよ〜」
「お、久しぶりだ。美味しそう」
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