短編集 一区間のラブストーリー
第15章 短編その十五
「気持ちいい…」
セックスって
こんなにも気持ちいいものだとは思わなかった。
「でしょ?まだまだ気持ちよくなるわよ」
彼女も気持ちいいのか
ハアハアと呼吸が荒くなっていた。
次の瞬間、彼女が腰を落としてきた。
「うわぁ~っ!」
なんと表現したらいいのだろう。
お湯の壺にチ○ポを浸したような…
温かいスポンジの塊の中に
チ○ポを突っ込んだような…
それでいて肉茎の全体を
いろんな角度で締め付けてくる。
彼女に「じっとしてていいからね」と言われていたものの
生まれついての男の本能というのか
僕は彼女を突き上げるように腰を
下からバコンバコンと跳ね上げていた。
「凄い!あなた凄いわ!!」
彼女は自分でおっぱいを揉みはじめ、
チ○ポへの締め付けが強くなって
痛いほどだった。
「気持ちいい!気持ちいいわ!!」
彼女の体が崩れ落ちるように
僕にしがみついてきた。
「抱いて!強く抱きしめてぇ~っ!」
僕は腰をヘコヘコさせながら
彼女の体をまさぐるように手を這わした。
ぷりぷりの尻を撫で、
たわわなおっぱいを揉みまくった。
彼女は素敵な女だった。
僕の動きに合わせて
「あん!あん!ああん!いやん!」と
男が喜ぶ声を可憐に発した。
時間が止まればいいと思ったが
残念なことに
童貞男の初体験なんてあっという間だ。
中に出してもかまわないと
彼女が言っていたので
「あああ!逝くよ!!」と
宣言して腰を競り上げて
彼女の最深部にまでチ○ポを突き刺して
ありったけのエキスを彼女に注ぎ込んだ。
彼女も「ああ~っ!出てる!出てるわ!!」と悶えて
僕の体の上でグッタリとなった
情けなくも僕のチ○ポは萎れてしまい、
彼女のアソコからヌルリと抜けた。
彼女がそのまま布団を被ったので
彼女の体の暖かさが一気に僕を包み込み、
彼女を抱きかかえたまま僕は眠りに落ちた。