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短編集 一区間のラブストーリー

第16章 短編その十六


たまらずに彼女の可愛い手が
俺のジュニアに触れてくる…

俺は彼女の顔を見つめていた。
俺の視線を感じたのか、
彼女も俺の顔を見返した。

「あっ!」とビックリしたような表情をして

「ごめんなさい」と手を引いた。

『いいんだよ、ほら、触って』

そういう意思表示をこめて
微笑んであげて彼女の手を取り、
ジュニアに導いた。

『いいの?ねえ、いいの?』

彼女の目が困ったように問いかけていた。

俺は「いいんだよ」と言葉にするかわりに
彼女のバスタオルを解いた。

テレビ画面では
女優が男優の体の上になり
69のシーンになっていた。

彼女も負けじとばかりに、
俺の体を優しく押してベッドに寝転がらせると
俺の顔を跨いで顔面騎乗の体制になった。

2、3度ほど
俺のジュニアを扱(しご)いたあと、
彼女は体を倒して、
その愛くるしい可愛い口でしゃぶりはじめた。

俺の目の前には素晴らしい光景があった。
彼女のアソコは濡れているという表現を通り越してドロドロに溶けていた。

弄ってほしいとばかりに、
その小さな穴が閉じたり開いたりしていた。

指を1本だけ捻じ込むと、
愛の園がキュ~っと指を締め付けた。

「いやん…もっと…」

今度は2本そろえて捻じ込んだ。

「あ、いい!!それ、好き…」

俺の指は吊り上げられた魚のように
愛の園の中でピクピクと壁を打ち鳴らした。

「ほしいの…頂戴…」

前戯は必要なかった。
彼女もシたかったのだ。

お風呂で体を洗ってる時からずっと…

それらがすべて前戯だったのだ。

騎乗後背位で彼女は俺のモノを深々と沈めた

「足が痛いでしょ?いいのよジッとしてて」

彼女は自分の好きなように動いた。
あっという間に俺は果てた。

「早いのね」とか
「いやん、もっと」などと言わずに
彼女は俺に添い寝をして甘えた。

「契約は明日までなんだけど、
それからもずっと来たいなあ…
あ、もちろん契約とか抜きで」
と彼女は甘えた。

俺は捻挫して合コンに行けなかったけど
おかげでとんでもなく素敵なお持ち帰りをゲットできたようだ。


第十六話 完

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