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短編集 一区間のラブストーリー

第16章 短編その十六


「溜まってるんですか?
あなたってほんとに困ったおバカさんですね」

そう言いながら彼女はベッドに腰掛けた。

『え?…』

この行動は
俺のシュミレーションにはなかった。

「これって…裏DVDなんですね?
ボカシっていうか
モザイクがありませんものね」

画面の中の男優は
女優のワレメに指を沈め、
高速でピストンし始めていた、
やがて女優のアソコから
とんでもない量の愛の雫(しずく)が吹きこぼれはじめた。

「私、裏DVDって見るの初めてなんです」

そう言いながら、
心なしか彼女の体が
クネクネと動き始めてる気がした。

「この女優さん、あなたに似てるんです。
だから下着の匂いを嗅ぎながら、
あなたに似ているこの女優で
抜きたくなっちゃって…」

この先の展開はどうなるんだ?

シュミレーションしたくても
予想外の展開に、
俺の脳は火花を散らしてショートしちまった。

「こんなの見てたら…
シたくなっちゃいますよね…」

彼女の目がトロンとなっていた。

画面はシーンが変わって
男優の立派なキノコを
女優がおいしそうにしゃぶり始めた。

「この男優さんの…
お、おチ○ポ…あなたのにそっくり…」

彼女の口が半開きになって、
そこからチロチロと覗く舌が
エロチックだった。

俺は体を起こして彼女の隣に腰掛けた。

彼女の体のクネクネが激しくなり始めた。

そして俺が隣のいるにもかかわらず、
彼女はバスタオルの上から胸を揉み始めた。

俺は、そっと手を伸ばして
彼女の太ももにやさしく触れた。

とたんに彼女の体はビクンとなって、
テレビ画面のチ○ポと俺の息子を
交互に眺めはじめた。

『うそ?彼女、シたくなってる?』

それなら好都合とばかりに、
俺はお尻にギュっと力を入れて
自慢の息子をビクンビクンと上下させた。

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