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短編集 一区間のラブストーリー

第19章 短編その十九


朝比奈は決して変態ではないが、
さっきまで秘部を
覆い隠していた温もりのあるショーツを
鼻先に持って行きクンクンと匂いを嗅いだ。

「いやん・・・そんなことをしないで・・・」

あかねは恥じらいだ。

無理もなかろう、こうなるなんて
思ってもいなかったのだ

勝負下着でもなくオバサン愛用の
フルバック下着を・・・

それも朝から着用していて
汚れているかもしれず、
しかも先ほどからの愛液が
たっぷり染み込んでいるのだから。

「恥ずかしいことないですよ。
それにもうすぐ直にあなたの大事なところに
私が顔を埋めるのだから」

「ああん・・・想像するだけで
体が震えちゃう・・・」

朝比奈の言葉に体が疼いたのか
クネクネとくねらせた。

『かわいい・・・』

熟女とおっさんの絡み合いなど
それなりの趣味のない若者が見たら
吐き気をもよおすかもしれない。

でも朝比奈は心底あかねが可愛いと思った。

もう顧客と外商マンとしての
垣根を越えてしまった。

後戻りはできない・・・

でも、これでよいのだ。
二人が結ばれるのは
必然だったのかもしれない。

そう、セレブ夫人に
あかねを紹介されたときから
二人の結びつきは始まっていたのだ。
朝比奈は、あかねの股間に顔を近づけた。

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