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短編集 一区間のラブストーリー

第4章 短編その四


「イヤな匂い?」
そう聞くと、
う~ん変な匂いだけど嫌いな匂いじゃない。
そう言って再び顔を股間に埋め始めた。

「じゃあ、舐めるぞ」
ガキの舌がチロっとビラビラに触れた。

はあ~~~…すごく気持ちいい、

「女!ここ、ヌルヌルしてるけど、
なんか…美味しい!!!!」

女性器の味が気に入ったようで、
最初は恐々と舌を差し入れていたが
次第に顔を股間に押し付け
ジュルジュル、ズリュズリュと
淫らな音をたてて
舌先をできるだけ奥へと忍ばせた。
ガキの鼻先が
私の堅く尖って皮を脱ぎ捨てた真珠に
コツンコツンと当たる…

「あう~~~~!!!
いい、す、すごく…いいよぉ~~」

なんてことだ、精通を終えたばかりの
こんな小さな男の子に
私は逝かされようとしていた。

「逝きそうよ‥‥
ねえ、逝っちゃってもかまわない?」

私は昇りつめようとしていた。


大人の大人なら『ああ、いいよ、逝っちまえ』とか、
『ダメだ、我慢しろ。逝っていいと言うまで我慢しろ。』と言って昇りつめようとする気持ちに拍車をかけてくれるのだが、
ガキは理解していないようで、
「行く?こんなに真っ暗なのにどこへ行くんだ?」と、やけにシラケるセリフを言った。

「え?ふふ‥‥やだ、もう‥‥」

笑いが止まらなかった。

やっぱり、子供相手に
気持ちよくなろうなんて、無理なんだわ。

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