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短編集 一区間のラブストーリー

第12章 短編その十二


そんな凌辱の行為であったとしても
比奈子は感じまくった。

男の動きにあわせて
艶めかしい声で男の射精を促す。

挿入から全力疾走の男はものの数分で
「逝っちまいそうだ」と言った。

「まだダメよ!もっと、もっと頂戴!!」

比奈子は膣を締めて
男のチンコをキリキリと締め上げた。

だがその締め上げが災いした。
あまりにも具合の良い比奈子のアソコに男は腰を引き、
チンコを抜くや否や
比奈子のタンクトップに精液をぶちまけた。


「あんたのアソコ、すっげえよかったぜ。
また玩具を配達したときは宜しく頼むぜ」

駐禁に引っかかるとまずいんでねと
男はそそくさと帰っていった。

しばらくは放心状態だった比奈子はようやく躰を起こし、届いた荷物のパッケージを破いた。

そして中の玩具を取り出すと自分で慰めはじめた。


『ああ…やっぱり生の男にはかなわないわね…』

明日にでも新しい玩具を注文しよう。

今度は全裸でドライバーをお迎えするわ…


第十ニ話 完

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