
🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第5章 宝のゴミ
皇輝さんの気持ち悪さは…相当なものだと思うけど、そんなのお構い無く場面は再び変わろうとしていた。
――――グニャリ…
視界が反転し…目の前の家が歪み捻れ…
場面が替わる…
(マジか――――…)
酔いがおさまっていないのに…再びの場面変換に…こうき皇輝さんは私の手を強く握った!
(大丈夫――――ですか?)
(な、なんとか――――)
慣れるまで…この酔いと声の歪みは辛いかもしれない…
と、場面が替わったのに…
私たちは相変わらず……ゴミ屋敷の前に立っていた。
