
🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第5章 宝のゴミ
(なんで――――なんでですか!宮さん!戻ってきて!!!)
この状況から…家がゴミで潰れる寸前なのかもしれない…。
ゴミ屋敷の中はゴミで溢れ――――納まらない入りきれないゴミは屋根の方まで侵食していた。
その重さや――――圧迫…築年数の古さから…
家が傾き…
いよいよ押し潰れる――――…と、言う状態になっていた!
にも、関わらず――――ゴミ屋敷の家主である宮さんは…守衛さんに何かを預け――――再びの家の中に入っていったらしい。
(宮さん――――!戻ってきて!ギシギシ言ってます!潰されます!)
必死にゴミ屋敷の中に入った家主に出てくるように叫ぶ守衛さんを取り押さえ――――(近づかないで!)と、消防士が手を出せないゴミ屋敷を不安そうに見つめる。
