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ご近所の人たちもゴミ屋敷を見ているが――――表情は…固く…


(やはく――――潰れろ…)


と、恐ろしい事を呟く住人までいた――――…



(ほら！言わんこっちゃない！潰れるって言ってたじゃない！ちょっと、我が家に倒れないでよね！最悪よ！)


ヒステリックに警察に噛みついていたのは、守衛さんに文句を言っていた隣の住人である…


見る限り――――守衛さん以外は…


家主を心配している人は――――見当たらなかった！


守衛さんは…手渡されちものを握り…声が枯れるまで…家主を呼び続けた…



――――メリメリ…バキバキ…ズズズズズ…


ドシャ………



それは突然だった…



ゴミ屋敷は――――…


木材が折れ崩れる音と共に――――一階を押し潰した…



(宮さ――――ん！！)



ギャー！イャー――――！キャー！



ゴミ屋敷が潰れた瞬間…悲鳴が上がり…



警察や消防が動き出した！



呆然と…立ち尽くす守衛さんは――――…土煙が上がるゴミ屋敷に駆け出していた！