🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第6章 思わぬ阻止と数字
~皇輝side~
「疲れたから…先に寝ます」
そう言って、未來ちゃんは寝室へと行ってしまった…。
居間に残された…俺と変態消防士の三井は「おやすみ~」「ぐっすり寝るんだぞ!少女よ!」と、挨拶をして未來ちゃんを見送った。
そして――――…
未來ちゃんが寝室に入った事を確認し…ため息をついた。
「少年よ――――黒羽の事は…少女に言っていないのか!」
「言えるわけないっすよ!」
そう、俺は――――妹を殺そうとしていたのは実は学校の先輩じゃなくで…黒羽自信だったと言うことも…
黒羽が――――未來ちゃんの同級生で行方不明になった…上田 四葉(うえだ よつば)だと言うことも…言っていないのだ…
「何故だ!?少女が知らねば…いけないことだと思うのたが?」
「いや――――…だって、色々と…心掻き乱されるじゃん?また、不安定になって…引きこもったらって思ったら…怖くて言えないっすよ…」
自分のせいで――――妹が命を狙われたなんて知ったら…
未來ちゃんは…
自分を責めるだろう――――…。