
🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第6章 思わぬ阻止と数字
俺は、何気なくその紙に触れてみた――――…
運良く見られたらラッキー…ぐらいの考えだった!
と、触れた瞬間――――バチッと静電気が走り!
右目にパッ!パッ!パッ!と、フラッシュの様に画像が見えた!
「――――いってぇ~…」
「皇輝さん――――!?」
俺が慌てて紙から手を離したのを見た未來ちゃんが不安そうな顔をした!
「マジで…なれねぇなぁ……ちょっと…見えた…」
その言葉で……未來ちゃんは俺を見て更に不安そうになる。
「大丈夫――――大丈夫…今回はちょっとしか見れてないから!」
そう、一瞬――――だった…俺の機能していない右目に写ったのは…
ゴミ屋敷のオッサンとダンディ水野が楽しそうに…川原でワンカップを夕日を見ながら飲んでいた姿と…
沢山の引き出しの前に立つ…ゴミ屋敷のオッサン…
大きな森の前に佇むオッサン…の3つだった。
