
🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第6章 思わぬ阻止と数字
「あ…あり得ますね…、宮さんは元々良いところのお坊ちゃんだったって…、相続した土地や建物……不動産や美術品も有るとか…無いとか?」
――――どっちだよ…ダンディ水野!
「もし――――宮さんがこのまま亡くなったり意識不明のままだと…」
「娘さんに……連絡が行き――――管理しないといけなくなる…と…」
その期間中に…売却だの…転売だのすれば――――…ゴミ屋敷のオッサンはまだ生きている訳だから…相続税などかからない!
「えっと――――…今が一番…かっさらいやすいんじゃ……」
その言葉にダンディ水野は、
「そんな!あの人たちから守ってくれって…言われたのに…」
と、悔しそうに拳を握る。
「とりあえず……貸金庫を探しましょう……それと、オッサンの回復を祈ろう!」
