
🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第6章 思わぬ阻止と数字
「宮さんのご自宅から近い銀行は…〇〇銀行ですが、支店なので…貸金庫があるのか不明ですよね?」
「これを――――守って欲しい…ってことなんでしょうか?」
未來ちゃんは不思議そうにメモ紙を見る。
「多分――――この数字を探していた…奥さんと娘さんが見えた…」
“見えた”――――と、言う表現にダンディ水野は不思議そうな顔をする。
「あ~…不思議ですよね?気にしないでください!」
未來ちゃん…それはフォローになってないからね!余計に興味をもたれそうでっせ!
「で――――…俺は法律とか相続とか知らねぇけど……ゴミ屋敷のオッサンが死んだら…あの家もこの貸金庫の中身も……娘には行くんじゃない?別れた奥さんには分配されないが…娘には権利があるんですよね?」
俺はドラマの知識で悪いが…口から出ていた…。
ドロドロの相続争いが繰り広げるドラマを思い出す!
