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🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️

第6章 思わぬ阻止と数字


「えっと――――…詳しくはお答えできませんが……宝くじ前後賞合わせて……それより多いくらいの財産を宮様は保有しておられます…」



――――宝くじ…前後賞…?



今だど…7億…とか?9億…とか?さすがに10億じゃ…



「――――え?……億…?」

「お、億――――?」

「億!?」



俺が変な声を出したとたんに…


未來ちゃんもダンディ水野も“億!?”と、目を見開く!


ダンディ水野にいたっては…いい声で驚くもんだから…銀行の偉い人がダンディ水野を見て「いい声ですね…」と、変な絶賛を受けてしまった。


「――――おそらく…ここに一緒に保管された遺言書にも似たような事をかかれていると思われます…」



「いやいや、遺言書って――――…宮さんはまだ生きてますよ?」


訃報を受けていないのだ、遺言書は必要でなはない。


「それと――――…別れた妻と子には我が家の財産は渡せない…とも、書いてありました…」


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