
🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第2章 寝ても覚めても
再びサクサクと検索した岳さんが「あ~」と、スマホの画面を俺たちに向けた。
「近いうちに、大きなバスケの試合がある…“ユニフォームを着て皆で応援しよう”って、橋の近くの飲み屋で企画されていた」
確かに、サッカーでも野球でもない…見慣れないユニフォームだった。
「バスケのユニフォーム分かりやすいとおもうけど…未來ちゃんには馴染みはないだろうから…」
しかも、他国のユニフォームが混ざりあい…どの競技なのか判断つかなかったのだろう。
「バスケの大きな大会って――――…ぶっちゃけ…俺もピンと来ないっすから…」
その意見に三井も岳さんもうなずく。
しかし、これで橋から飛び込み事故死するサラリーマンの命は救えそうだ。
