
🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第6章 思わぬ阻止と数字
「じゃぁ…なんでここにいるんだよ――――ストーカーか?」
俺は、距離を取りながら黒羽と話をする。
「ストーカーって――――君みたいに…筋金入りじゃないから…その表現は好きじゃないなぁ…」
――――は?俺が…?筋金入りのストーカーって言いたいのかよ!
「まぁ、そんな筋金入りのストーカーさん…には感謝してるよ?僕のこと…藤橋さんに…まだ言ってないんだから……助かってる」
俺は、ハッとする…
そうだ――――言わなきゃ…言わなきゃって思っているのに…
何故か言えないのだ…
いや――――言いたくても…何故か…
スポッとコイツの事を忘れる瞬間があるのだ。
