🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第7章 私も――――真面目な社員
~戸次side~
上機嫌でコーヒー片手に黒羽が戻ってきた。
仕事上の俺のパートナーだが…
いささか……執着の強い女である……
見た目は――――男だが…脱いだら――――良い体で…ギャップが楽しい。
「君の女神様に――――お勧めのコーヒー渡せた?」
「彼女は…コーヒーより紅茶派なんです――――…それに、今日は疲れてそうだったから…ミルクティにしました///喜んでくれると良いなぁ…」
「あっそ――――…直接渡せないのに…なんでそんなにテンション高いの?」
ボスの手で――――性別も戸籍も変わった彼女は今や【復讐コンサルタント】の立派な社員である。
強い執着――――が、ボスのお気に入りらしいが…
コイツには、いつもヒヤヒヤさせられる。
2年前――――…休職した原因はコイツがミスしたからなんだが……
ボスは笑顔でそれを許し――――…彼女を手元に置くことを決めていた。
2年間ボスの下で働き…使えるくらいには成長したらしいが…
不安である。