
🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第7章 私も――――真面目な社員
「ボスにはあったかい?」
「――――いいえ…、いたんですか?」
いたも何も…
やっぱり――――彼女は気がついていない…。
ボスは…さっきのカフェにいたのに。
俺も時々…認識できない時があるけど――――…
あの人の能力?なのだろうか…
恐ろしい。
あの人は――――あの場所にいた。
堂々と、顔など隠さず――――…黒羽の近くでコーヒーを注文していたのだ。
なのに…
自然に姿を消し――――…
脳内にだけ――――言葉(命令)を残す。
だから――――…
我々は…活動できるのだ。
