🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第8章 偽物の本気
~未來side~
最近――――…寝付きがいい…。
不思議と夢を見ないのだ。
あの頃は…100%…悪夢を見ていたのに…。
やっぱり――――…隣で寝ている…この人の…お陰なのだろうか?
「皇輝(こうき)さんは…私とであって後悔…してないのかな?」
変な話…
皇輝さんは、私の顔がタイプだと――――であった頃から…冗談で告白をしてくれる。
場をなごませようとしているのはわかるけど……
男性に免疫がない私としては……なかなかハードルの高いギャクである。
「///好き――――とか、勘違いするから…やめて欲しい…」
私は、短い皇輝さんの髪を撫でる。
チクチクっと柔らかくも手のひらに無数の刺激を感じ笑う。
元ボクサーの皇輝さんは…多分…強い。
私なんかよりも――――強くて…カッコいい。