🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第8章 偽物の本気
早く顔洗って…朝ごはん食べよう…
そんな事を思っていると、目の前にいた美希さんはあっという間にいなくなり…
居間から「いただきま~す!」と、いう声が聞こえた。
人一倍せっかちで世話しない人である。
そんな、美希さんの旦那さんである岳さんは、見た目美しく…謎な人物…
変態消防士の三井さんとも知り合いだったし…なんか――――影があるんだけど…
それは知ってはいけない――――ブラックゾーンな気がして…いまだにどんな人なのか知らない…。
でも、私がここへ転がり込んできた時から…私を支えてくれた家族の1人である。
岳さんの知り合いの病院に搬送してくれたりとか、本当に助かっている。
そんな岳さんの作るご飯は…おばちゃんのレシピを完璧に再現しいて……本当ならおばちゃんのお店で岳さんが働けばいいんだけど……
美希さんが夜の飲食店近くで花屋をしているため…そっちで働くことを選んだ。
まぁ、夫婦24時間一緒にいたいって言うのが岳さんの中にあったみたい。