🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第10章 共に永遠に――――…
「そうですか――――わかりました…それだけが聞きたかったので」
礼を言って通話を切ろうとするも――――『おいおい!』と、ひき止める声が聞こえ――――私は再びスマホを耳にあてた。
『何か――――知ってるのか?遺体が見つかったら何か分かるのか?それとも――――』
「よく、分かりません!ただ…遺体は…ここ数日で見つかると思います!」
『本当か!?』
私はこんどこそ通話をきり――――一息ついた。
遺体が見つかったら…その後…男性は自殺をする…
奥さんの浮気を――――…悔いて…
そうか…まだ、見つかっていないのか…なら…
冷静に話ができるかも知れない…。
私は、深呼吸し――――一歩す踏み出した。